『レッドクリフ パート1』
清々しいほどの演義ベースでした。
そして周瑜[文武両道・絶対音感・夫婦円満]公瑾が主人公。
つまりはハリウッド定番メニューの侵略モノ、『インデペンデンス・デイ』あたりと同じフォーマットだと思って観る必要があると思います。
だから長坂の敗走戦から急にはじまるわけです。
だから格好良い曹操は期待してはいけないのです…いけないのです!(涙を拭いながら)
ところがそう思うと今度は、冗長な構成が気になってしまいます。
2時間半の尺なのに、(悪い意味で)3時間以上あったように感じられました。
いっそのこと八卦の陣のくだりはない方がテンポ良く見られたのでは…?
だがしかし三国志好きとして八卦の陣が要らないなんて口が裂けても言うことができない。
登場人物の中では、孫権がとても良かったと思います。
三代目、26歳、まだ実績なし、指導者として迎える初めての国難のプレッシャーが良く出ていたと思います。
だから孫権が開戦を決断する場面がもっと要になるように構成したら良いのに、と思ったのかも知れません。
でも八卦の陣が要らないなんて言えない。ぜったい言えない。言えない。
中村獅童はとても良い役を貰っています。
この映画オリジナルの、架空のキャラクターでありながら、関羽・張飛・趙雲に匹敵する武力を持つキャラクターとして描かれています。
不自然だと思います!
日本版のみ中村獅童の活躍シーン多めに編集されていたら嫌だなあと思いました。
なんて、疑いすぎですよね。
疲れてんのかな。
久々に映画グッズを買いました。
劉備軍ストラップです。
やっぱ入隊するなら劉備軍だよね…
(この映画の冒頭30分で9割戦死している事実は無視)
うーん、元ネタへの思いが溢れすぎて、書き切れません。
まとまらないまま、続く。