the卍@渋谷O-east
the卍は、ローリーさんと佐藤研二さんと高橋ロジャー和久さんのバンドです。
石田ショーキチのイベントで、ロジャーさんの豪腕と、ローリーさんの怪しい魅力にすっかり参ってしまったので、ムリヤリ出張とからめて参加しました。
コスプレで登場して笑いをとって、なのに演奏がはじまったら…3人しかいないのにこの音の重さはなんだー!?
ローリーさんはすごい。ギターは上手いししゃべりはうまいし妖しくてカッコイイ。
いっぺんに二つ三つの事ができる人を見ると不思議で不思議で注視してしまいます。社会人として年ふるにしたがってその傾向は強まる一方です。
ロジャーさんはすごい。ドラムは重いし歌もうまい。
席を立ってハンドマイクで加山雄三を歌い始めた時は、とてもびっくりしたのです。
う、うまい。
ひとしきり歌って観客を魅了した後、ドラムの指定席にうずくまるように座って、
ややあって、
吼えるように続きを歌いながら重い音を叩き出しはじめた時は…もう。
天は二物も三物も与えることがあるのだなあと思いました。
佐藤さんは、すごい気遣いと包容力の人だと思いました。彼のベース弾き語りのCDが聴いてみたいと思ったのですが(サインも欲しかった!)、終了後の物販が長蛇の列で、泣く泣く断念しました。
初参加で、CDは一回しか聴いていないのに(ごめんなさい)、10年前からファンをしているかのような居心地の良さでした。
○×クイズが盛り上がったなー!
全問正解者はステージ上に招かれて、バックコーラスを命じられるという。
「はいもっと元気よく!」と何回もやり直しを命じられてやり遂げたあとは、メンバーと記念写真というご褒美。ひとりひとりにお言葉あり。
他のお客さんはその間にトイレに行っておくようにと指示されたのですが、お言葉とメンバーのポーズが面白いので目が離せませんでした。
この前後から初対面の隣のお客さん(もちろんまったく知らない方)と、手を取り合って「うらやましー!」「ローリーさんサイコー!」などとキャーキャー言っていました。
メンバーのサービス精神と包容力の結果、場にオープンで親密な空気が満ちていたからだと思います。
空気に甘えて、なじみすぎだったとも思いますが…(反省)