石田ショーキチの音楽夜話・第三夜@代官山ユニット
サブタイトルは
「昭和ポップスナイト・幸せの黄色い木綿のハンカチーフ」
主役の出で立ちは、本日のテーマに合わせてシングルのスーツに白いタートルネックでした。
足下に目を落せば革靴、わあクリースラインががが!
この方はキッチリした格好が似合うと思います。
とても格好良かったです。
ですが登場の瞬間にテンションがマックスになった客席の声援の中に「どよどよ?」みたいな音が混じっていたのはわたしの空耳だったのでしょうか(反語)
今でも思い返すと「出落ち」などというふさわしくない言葉が脳裏をよぎり、その言葉を振り払うことができないのです。
ピカピカの良い思い出についたただ一点の染みのように。
わたしは捨て身の完璧主義者・石田ショーキチが大好きです。
本日のゲストはローリーさん、太田裕美さん。
お二人の見せる/魅せるボーカルに瞠目しました。
ローリーさんは、ローリーさんは、すがたかたちはもちろん、立ち居振る舞いまで隙なくセクシー。
一挙手一投足が水際だって格好良くてセクシー。
そして細くて背中が…背中が…とてもとてもそれはそれは美しかったのです。嫉妬!
ゲストさんたちに比べると石田氏は(良い意味で)職人気質だなあと思いました。
観客の目をのぞき込むように、一人一人に語りかけるように表情豊かに歌い上げる太田裕美さん、ふっとその隣の石田氏を見たら、石田氏は「自分との戦いモード」で真剣な表情でギターを弾いていて、わぁとてもパーソナルな場面をうっかり覗き見てしまいました不調法でごめんなさいごめんなさいという気持ちになりましたです。
弾き語りの「風のアルカディア」で、ほんとうに来て良かったと思いました。
コーラス担当はギターの秋山さん。
秋山さんは何でもできて凄い人だと思いました。
ラスト近くのコーラス部分まで緊張した面持ちで小さくなって座っていて、曲が終わるやいなやパッと席を立って引っ込んでしまいました。
秋山さんもいっしょに拍手を受けたらいいのに…
弾き語り+秋山さんのコーラスの「風のアルカディア」は魂が吸われそうなほど良かったのです。
いっしょに拍手を受けて欲しかったなあ…
そして『銀河鉄道999』で、音楽夜話シリーズではじめて、主催者と共通のバックボーンを感じて魂が震えました!
音楽の素養が深い人は、ずっとこういう感動を味わっていたのか!!!
勉強したい。猛烈に勉強したい。