『ハゲタカ』--DVD買っちゃった

ハゲタカ DVD-BOX

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 未公開映像集とかにつられて…つい…
 全6話・6時間なんていつ見るんだと自問自答していましたが、2時間×3セットだと思えばけっこう見られるものですね。
 つーか片づけモノのBGM代わりに、と思って再生はじめたのですが、いつの間にか見入ってしまって進まない。


 主人公の鷲津は、一見クールだけど実は熱い男、悪ぶってて、誤解されても言い訳しない(けど傷ついている)、という点でキャラクター造形としてブラック・ジャックに通じるところがあるような気がします。
 とても素敵だと思います。
 一度死んで生まれ変わって、ちょっと素直になってちょっといい人になって帰ってくるところにカタルシスを感じます。*1
 『白い巨塔』の財前と里見のように、鷲津に対し芝野(柴田恭兵)というキャラクターが対置されているのが、リアルライフで『ハゲタカ』面白いよね!と熱く語るのをためらわせる感じです(笑)


 ただ、見れば見るほど鷲津のメガネは伊達のように思われます。
 度が入ってないように見えるのです。
 鷲津のメガネは、大勝負の時に着用するとありがたい、自分の闘志を高め/相手を威圧する効果のある、呪術的な意味合いの強いアイテムなのでしょうか。
 釈然としません。

*1:でも、素直ないい人鷲津は見てて恥ずかしい。こっちが照れてしまって正視しがたい。