『神羅万象チョコ』--第三章第2弾
「Revisedだ!俺は一年前BOXで買って剥いちまったんだ。そうさ、俺はこの十字架を一生背負って生きていくんだ!」
「せ、先生…先にコンプリートセットさえ買っていればBOXなんて買わずに済んだのに…」
「コンプリートセットだとぉ?」
「……ま、まさか……、先生コンプリートセットも…」
「ああ、その通りだよ。コンプリートセットも買ったさ。買った後に気がついたんだ。コンプリートセットにはスリルもドラマもないってな。その後はライク・ア・ローリング・ストーンって寸法さ」
ラクダ著「人民日報WIZZ出張版」(1998)
いろいろ考えた末に、こんかいは「コンプセット」を買ってみました。
神羅万象チョコにはおまけのカードが1枚ついています。
カードは30種類。
カードはランダムじゃなくて、配列が決まっています。
連続した30個を買えばコンプだろうって?
甘い、甘いですよ。
「連続した30個」という買い方は出来ません。
なぜならば1ボックス20個入りだからです。隣のボックスが「続き」という保証はありません。
また、絵柄が2種類あるカードが2種あります。
実質「全32種」で、出現率が他のカードの1/2であるカードが4種あるわけです。←2種かもしんない
確率から言えば、2セットぐらい集める覚悟で集めれば、全ての絵柄が集まる か も 知れない。
まあ、世の中そんなに都合良く行くはずがないのですから。
という訳で。
チョコ地獄と、魅力的でないカードがだぶついた時の落ち込みを考慮して、コンプセットで買ってみました。
最大難易度の1枚を除いた31種類セットで、3700円です。
これを高いと言うか安いと言うかは人それぞれでしょう。もうちょっと待ったら3000円ぐらいに相場が落ち着いたかも知れない。
もっとも問題な点は、これを売っているのが、メーカーではなくて転売屋さんだと言うことです。
おそらく、フライングで大量に仕入れて、コンプセットと最高レア(スペシャルカードの箔押し版)に分けて売り抜けるのでしょう。
結論から言うと、次はコンプセットは買わないかも知れないと思ったのでした。