『新史 太閤記(上)』
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1973/05/29
- メディア: 文庫
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司馬遼太郎の書いた太閤記を読んでいます。
わたしは、トップになりたいってあんまり思いません。
「おまえはよく働いて偉い偉い」
と言ってかわいがってくれる上司の下で、気分良く働く方が好きみたいです。
甘っちょろいですか。
ドリームですか。
司馬先生が書く信長・秀吉主従は、そのドリームまんまなので、読んでいてドキドキします。
わたしは秀吉になりたい。
ちょっと前に読んだ「国盗り物語」は、明智光秀から見た信長が描かれていました。
光秀ビジョンの信長は、ただの性格異常のようでした。
あんな上司に仕えたくないって感じでした。
同じ人物を書いているのに印象が180度ちがって、面白いですね。
まあそれで太閤記ですけれども。
さいきん「信長の限界」の描写が入るのです。
もうちょっとで本能寺っぽいのです。
信長がいらない秀吉とか、信長を超える秀吉とか、なんだかあんまり読みたくないような気がして、逆転裁判4の続きをやろうかなあ、それともとっとと寝ようかなあ、とそんな感じです。