『ヒカルの碁』面白いね!

ヒカルの碁 12 (ジャンプ・コミックス)

ヒカルの碁 12 (ジャンプ・コミックス)

 なにを今さらと言われそうですが、ほんとに今さら『ヒカルの碁』を同僚から借りて一気読み中です。
 まとめて読んで、ほんとうに話が面白いと思いました。
 連載時とびとびに読んでいた時は、絵の美麗さにしか目が行ってなかったことだなあ。
 でも、読んでもちっとも碁が打てるようにならないのはミラクルだと思います。
 その代わり、勝負に対しての熱い思いがたぎってきます。
 ああ、わたしも生涯のライバルと巡り会って、真摯に向き合ってみたい。
 こう思わせる原作の力は、ほんとうにすごい。
 ただ、明日も三国志大戦をやりに行くぞーとかの方向にたぎってしまうのは考えものです。
 つーか、仕事に対してたぎらないのが困りものです。
 百歩譲って、仕事以外でも、たとえば碁なら。
 客観的に考えて、台が稼働している一時期しかできないゲームに打ち込むよりも、伝統的な対人ゲームを覚えた方が、長く楽しめていいと思うのですが。
 読んでもちっとも碁が打てるようにならないのはミラクルだと思います。
 ついでに、わたしは三コウが分かりませんでした。
 二つは見つけたのですが、三つ目を見つけることができなかった。
 まあ、とりあえず明日も早起きして三国志大戦なわけです。


 この漫画は、メガネキャラ率が高いのも目が楽しいですね。
 リチャードメガネの越智くんすら愛おしいと思います。クチがひしがたで。ひしがた→◇
 でも、いちばんのタイプは緒方さんです。
 とってもへたれ悪役っぽくて、グッときます。
 情熱空回り系の野心家で。
 いい歳してぜんぜんオトナゲないのも素敵だ。
 関連書籍も見てみたら、ジャンプ公認のいじられキャラのようでした。
 またいじられキャラを引いてしまった!