『ダ・ヴィンチ・コード』

 見とかなきゃと思いつつ、人混みかき分けて見に行くの面倒くさいなあと車検か歯医者か予防接種のような感じでぐずぐずじていました。
 やっと見てきました。
 次は車検を片づけないとな。面倒くさいよう。
 ほぼ原作のまんまで違和感なくハリウッド映画の型にはまっていて、違和感なさすぎて逆に不安になりました。
 あの大ベストセラーを映画化!という話題性を抜きにして考えれば、見ている間は楽しいけど映画館を出た瞬間に忘れる類の映画かも知れません。(キモのネタを知らないで見たらどう思ったかな、とはちょっと思います)
 潤沢な資金を反映した歴史再現映像部分は良かったです。白く飛んでて夢の中のようにキレイだった。でも短かった。
 あと、当たり前っちゃ当たり前なんですが、ルーブル内部はセットのようですね。撮影用複製名画を作って撮影に臨んだらしい。どことなく騙されたって気分。
 あとはアンテナにある「サイコドクターぶらり旅」さまの5月21日の要点を押さえた感想が見事すぎて、付け加えるものはあまりないと思いました。
 強いて挙げるなら、パソコンを用いたプレゼン技術の著しい向上に瞠目しました?
 わたしが田舎大学で仲間内からスライド職人と讃えられていた(つかおだてられて使われていたw)頃は、パソ直結のプロジェクターがまだ高価で一般的でなく、パワーポイントで作ってフィルムに焼いてからカメラ屋さんに持って行ってスライドに作ってもらったものです。アニメーションさせたいなんて夢にも思わなかった。もうン年も前のことです。


 映画の予告編には魔法がかかっていると思います。
 MI:3とか007とか!おなじみのテーマ曲だけでワクワクしちゃってダメだ。
 「ウルトラヴァイオレット」が非常に面白そうに見えました。
 「ユナイテッド93」は見に行こうと思います。町山智浩氏のブログで紹介されていましたっけ。5月14日分。