そうだ、本屋さんに行こう
こっちも混んでた。雪なのに。
ド本命は別冊文藝春秋1月号です。
酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」は長坂直前、ますます著者の筆も滑りまくりです。お茶を吹かないように気をつけて読んでいたのですが、
にココアを吹いてしまった。
教えてもらって気がついたのですが、この物語では呉(ご)と呉(くれ)をかけてあるんですってね。「黄祖のタマァ殺(と)る」は仁義なき…だったのか…。
「すんまへん呉人の気質はコテコテやさかい…」の片山まさゆき『SWEET三国志』、「孫呉って工業高校みたい」の王欣太『蒼天航路』に続く?ゆかい国家・呉の描写が楽しみです。
『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター (KCデラックス)』諸星大二郎
諸星作品に、ネットオークションやフリーターなどという言葉が出てくると、ちょっと違うよ、と言いたくなりませんか。せんか。先日、漫画文庫の総集編を買ったところ、「稗田先生ってジュリーに似てるね」ってセリフが出てきて衝撃を受けました。諸星作品は、こうでないと?
諸星作品の、溶けかかって融合している人体がトラウマです。いんへるのは何度見ても怖かった。
『ダヤンのタロットカード』
月刊MOE2005年1月号の付録と同じ絵だと思う。買い逃して、バックナンバーを書店で注文して届くのを一日千秋の思いで待っていた覚えが(なのに今、どっか行ってて出てこないってのはどうしたことか)。アマゾンに慣れ切った身には、1ヶ月後に届くのがデフォ、の書店注文は辛かった。確かバックナンバーが3000円ぐらいでネットオークションに出てて、待ちきれずクリックしそうですごくヤバかったです。
ああ、人はどんどん便利に慣れてしまうものなのだなあ。
ブックレットは、恋も仕事もがんばる女性を応援する鏡リュウジ氏(癒し系)
学研の「ムー」読者上がりの年寄りとしては、鏡氏と言ったら弱冠17歳で「ムー」に論文を投稿していたイメージが強いので、最近の氏を見るとちょっと戸惑ってしまいます。硬派な理論派の天才高校生→きっと美少年に違いない、と思っていたから(恥ずかしい想像)