世を呪う
日曜日、咳き込んでしまってなかなか寝付けませんでした。
月曜日、起きたら喉が痛み、鏡を見たら喉の奥が真っ赤で。涙と鼻水がとめどなくあふれて。ああ、ついにスギ花粉が飛び始めたのだなあ、と思いました。
良く晴れた朝を呪う歌を作ったりしながら出勤したのですが、同病の仲間たちは口をそろえて「スギ花粉はまだ飛散していない、お前のはただの風邪だ」と言うのでした。
ああ、なんと侮辱的な響き。ただの風邪だ、なんて!
その時が来れば、みっともない大きなマスクで顔を隠しどんよりとした目でノロノロと働き、ともに明るい青空と屋外の新鮮な空気を呪う「仲間」たちからこのように邪険にされ、わたしは怒りで目がくらむ思いでした。しょせん、憐れみあうだけの「仲間」関係なぞ、真の魂の結合とは天と地ほども違うものだ!と腹立たしく思いました。
今日になり、鼻汁の性状をしみじみと観察するに*1、やっぱり風邪だったのかもなあ、と思ったのでした。
*1:グロ駄目、なんて書いたくせに、こんな事書いててスミマセン。