雑誌。

 いま、職場で話題沸騰の雑誌は「新潮45」です。
 もちっと詳しく言うと3月号の156頁からの「スマトラ沖地震に隠された仰天情報」という記事が、です。
 聞いて驚け、今回の地震はアメリカ軍の「地震兵器」なのではないかという記事なのです!
 地震兵器。生まれて初めて耳にしました。マジですか。なんてノンキに驚いているのは平和ボケですか。
 記事は推測と状況証拠ばかりで肝心の「地震兵器」の原理が説明されていないので、眉唾記事かもなあと思ったのですが、こういう記事を載せちゃうスゴイ雑誌があるんだなあ、とビックリしてしまいました次第。
 週刊文春の書評コーナーに「ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)」が取り上げられていました。坪内祐三氏が担当する「文庫本を狙え!」のコーナーです。2月17日号です。休憩室の古雑誌を片づけようとしてつい読みふけっていて見つけました。
 坪内氏はラヴクラフト作品は未読なのだそうです。記事を書いた時点もほぼ未読で、主には翻訳者の長年にわたる苦労に感銘を受けて取り上げた様子。「せっかくだから私もこの機会にラヴクラフトを初体験してみよう。(中略)「あの男」からまず読みはじめている。」と結ばれています。入門作品としてはあまり良い例ではないような気がするのですが…


 電撃大王4月号。「よつばと」文句なしに面白いです。なごーむ。「隻眼獣ミツヨシ」半人前扱いされて怒っちゃう胸冬が可哀想可愛らしかったです。殺助(サスケですがコロスケとつい読んでしまいます)がオバサン体型でお尻丸見え服だったのでどうしようかと思いました。「宵闇眩灯草紙」絵はかわいカッコイイのに作者の心の闇はものすごく深いのではないかと不安になって来ました。サドでマゾでデブの馬導士が好きになってきちゃいました。
 IKKI4月号。「月館の殺人」ようやく殺人事件が…? 鉄っちゃんたちがズレズレの推理を披露し会うのがこれぞ佐々木倫子節!で面白かった。けど主人公が今月もぱにくり続けていて、オチがまたしても来月に持ち越しらしくてわたしはどうしたら…!「パン☆テラ」が急転直下で最終回でした。やはりソックリさんはアレでさようならですか…?「ドロヘドロ」不覚にもカイマンの女装に笑ってしまいました…